オジフェス

カテゴリ: 小玉会館にまつわる物語

秋田に来た10年前から小玉会館に恋焦がれていた、柴田の想いから始まった種をおこす物語。私は、その彼女の気持ちに寄り添うようにご縁をつないできた。そう思っておりました。しかし修繕作業を進めていくうちに、私にとっても小玉会館は縁の路が深いことが次々とわかってき…
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台所の片隅。固く絞られて乾かされたまま色の変わった布巾が当時そのままの姿で残されています。きっとまた次回、と言って、みんなこの部屋を後にしたのでしょう。しかしこのまま30年間。こだま会館は深い眠りにつきました。こだま会館の時は今もまだ止まったまま。「おき…
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さあここが大きな大きな、体育館みたいに大きなこだま会館の大広間です。お正月ここには子供たちがぎっしり詰め込まれ賑やかな書初め大会が行われたそうです。きっと顔中墨だらけの子供たちがきゃあきゃあと走り回ったのでしょう。非日常と日常が交差するこだま会館。ここは…
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おなかがすいた~~!!そこは仕事を終えた男衆や学校帰りの子供たちが一番最初に向かった場所ではないでしょうか。階段を登ってすぐ突き当たりにある、南に向かって全面に窓が開けられた明るいお部屋。そこが こだま会館の台所です。沢山の人々のお腹を満たした愛情いっぱ…
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   人が立ち入らなくなり30年も経過しているというのに、少しも軋みをみせない階段をゆっくりと昇る。階段も大人が3人、横並びで昇っても余りあるほど広い。昇りながらぐるりと周りを見上げる。どこもかしこも重厚で、そして温かい。踊り場を回り込むと、途端に世界が変…
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